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取り組み

感染症の予防・対策

感染症の蔓延を防止するため、様々な取り組みを行っています。特別に警戒している感染症は以下の通りです。

  • 新型コロナウイルス
  • インフルエンザ
  • ノロウイルス
  • サルモネラ等による食中毒
  • 結核
  • 疥癬

新型コロナウイルスについて

感染拡大している新型コロナウイルスに対して、以下の感染対策を実施しています。

コロナ追跡システム

コロナ追跡システムのQRコード取得により、じんないケアセンター喜楽で新型コロナ陽性者が出たとき、登録されたメールに速やかに情報が入ります。

コロナ追跡システム
新型コロナウイルス感染症防止ガイドライン

業種別の感染防止ガイドラインを実施することでステッカーを取得できます。
じんないケアセンター喜楽では「生活必需サービス」業として登録しています。
なお、スタッフにもステッカーを取得しているお店で飲食するよう協力をお願いしています。

新型コロナウイルス感染症防止ガイドライン
飛沫防止シールド

ご利用者様同士の交流の場を、違和感なく距離を保つため、透明度を重視した飛沫防止シールドを設置しました。
感染拡大傾向時期に大きなシールドにバージョンアップしました。

飛沫防止シールド
体温測定

ご利用者様はもちろん、スタッフも出社・退社時に体温測定をし、体調のチェックも合わせて記録しています。

体温測定
施設内消毒

フロア内を1 時間ごとに消毒しています。また手に触れるもの全ての消毒も行っています。
事務所内の消毒、スタッフの休憩サロンも消毒を徹底しています。

施設内消毒
施設内消毒
施設内消毒
オゾン発生器

オゾン発生器をフロアの中央に設置し、隅々まで除菌・消臭を行います。8 時~ 20 時までは微量発生、 深夜1 時~ 2 時までは高濃度のオゾンを発生させています。
デイサービス内、デイサービストイレ内、送迎車内、 通所型サービスCフロア、スタッフ事務所、スタッフトイレなど オゾン発生器を増やし、更なる感染予防対策に努めています。

オゾン発生器
オゾン発生器
オゾン発生器
オゾン発生器車内
オゾン発生器車内
オゾン発生器
外来者対応

来客様、業者様への玄関外対応を実施しています。
ご来所いただく際には非接触型体温計での検温、来所者シートの記入をお願いしています。

外来者対応
アルコール消毒

スタッフ出社時や、来客様が施設内に入られた際の手指消毒薬を設置しています。茨木市の協力もあり、 アルコール消毒薬は当面充分な量を確保しています。
また訪問スタッフ、送迎スタッフは消毒薬を携帯し、ご利用者様への対応ごとに手指消毒を行っています。

アルコール消毒
マスク

送迎車に乗車していただく際、飛沫感染予防のため使い捨てキッチンペーパーマスクを製作しました。
喜楽のロゴとアマビエスタンプを押しています。
暑さ対策のため2020 年夏、喜楽オリジナルの冷感マスクを作りました。
飛沫感染も予防でき、耳掛け部分が調整できるので、つけ心地バツグンです。

マスク
マスク
元気です名札

マスク着用によってスタッフの表情が見えない不安を排除するため、「元気です名札」を製作しました。

元気です名札
アマビエさま

江戸時代から流行り病のとき、人々の心の支えとなった「アマビエさま」がフロア内のいたる場所に展示されています。また送迎車には毎日違うアマビエさまを貼り、疫病退散を願っています。

アマビエさま
アマビエさま

不顕性感染(疑い)によるノロウイルス食中毒について

不顕性感染とは、ウイルスに感染していても症状が出ず、体内にウイルスを「保有」している状態のことを言います。
この結果、気付かぬうちに感染を広げてしまい、施設全体で大流行してしまうリスクがあります。
じんないケアセンター喜楽では各スタッフへ以下の「ノロウイルス対策(概要)」への認識を日々再啓発しています。

手洗いの徹底

石鹸を使用し流水でしっかりと手洗いをする。トイレ後は手洗いの後、手袋着用前に再度手洗いをする。

症状の報告

気分や体調不良および家族に下痢・嘔吐などの症状がある場合は、朝のミーティングまでに各部署の責任者に報告する。

厨房の出入り

配膳時間帯は、できる限り厨房への出入りを減らす。

マスクの着用

鼻・口をしっかり覆って着用する。

エプロンの着用

エプロンを着用したまま厨房外へ出ることは禁止する。

サービス部 サービスの質向上の取組み

人材育成・教育

行動の具体化

日々のサービス提供を「ただ言われたから」「決まっているケア内容だから」という理由で実施するのではなく、事業所の今後の展望、サービス提供に対する考え方や姿勢を職員に分かりやすく伝え、その上で職員が具体的に取り組めること、取り組みたいことを導きだすようにしています。

アセッサー評価や階層設定

介護キャリア段位制度のアセッサー講習修了者が4名在籍しています。
介護技術や接遇など、1年に2回の自己評価とアセッサーが客観的に評価した評価結果をもとに、できている事を「褒め」、評価給として反映し意欲向上につなげています。またできていない事はできるように、各職員のOJTを考え、指導・教育を実施しています。
総合的な人事管理をすることで、責任者の指導力が向上し人材育成につながっています。

介護ロボット等モニター調査事業の協力施設の登録

2021年6月に協力施設の登録をしました。介護ロボットの体験をすることで考察力、洞察力など「考える力」のスキルアップを目指します。

働きやすい職場づくり

モチベーションの維持、ストレスの軽減、腰痛などの疲労軽減のため、休憩室にマッサージチェアーを設置し「休息」できる環境づくりをしています。
また2021年7月、館内に自動販売機を導入いたしました。

「5S活動」

2021年5月に2階の全面改修工事が完了し、6月1日より新しい事務所で業務を開始しました。
ナチュラルで素敵な事務所に負けないよう、「5S活動」(整理・整頓・清掃・清潔・躾)に取り組んでいます。
その中の1つ、清掃では施設周辺のゴミ拾いなどを業務開始前に実施しています。

チームケアの質の向上

問題の解決

苦情相談報告書、ヒヤリハット報告書の作成・提出にあたっては、スタッフの自己反省や自己責任のためではなく、再発防止に向けての取り組みであることを周知し、必要時には全社員でカンファレンスを開催しています。

社内研修

職員が持ち回りで監修にあたり、「人権」「接遇」「感染予防」「事故防止」などさまざまな内容で月1回開催しています。人前で発表するスキルアップにもつながります。

部署別研修

ヘルパーでは調理サービスでの課題の抽出や、職員同士でレシピを持ち寄り調理のスキルアップを目指しています。
訪問看護では看護師によるリハビリについて理学療法士の指導のもと、研修会を行っています。

社外研修の参加

職員の職種やスキルに 合わせてた社外研修を実施しています。(コロナの状況によりオンラインでの開催です。)

特別業務で役割分担

社員職員には業務以外に、担当業務が振り分けられています。
例えば、車両担当であれば送迎車両の管理、美化担当であれば施設全体の美化活動の推進を行います。担当者が1人で責任を担うのではなく、職員間での声かけや協力により、介護ケアに欠かせない「連携」が生まれます。

情報共有の効率化

記録の時間短縮・情報の共有

ご利用者様の情報などをiPad・タブレットで管理しています。 それにより記録の入力が簡略化でき、写真や動画で明確な情報を共有できます。
「報告」「連絡」「相談」をスムーズにするため、パソコンの「チャット」ツールを活用しています。複数人に同様の内容を送ることで、職員間での齟齬が生まれにくくなります。

申し送り時間の短縮

訪問看護、ヘルパーステーションでは各ご利用者様の「手順書」を作成し、申し送り時間の短縮に取り組んでいます。
手順書は最低3か月に1回、見直しを行っています。

事故防止

じんないケアセンター喜楽では、車両事故やヒヤリハット報告を取りまとめ、検証し、共有することで事故の再発防止に取り組んでいます。今後は発生した事例の検証をじっくりと行い、事故に対する危機意識をより深めていきたいと考えています。

事故防止の取り組み

全ての送迎車にドライブレコーダーを設置しています。
車両事故やヒヤリとした事例について、ドライブレコーダーの映像を会議などで分析し、事故の発生防止に活用しています。

報告された車両事故

様々な取り組みにも関わらず、残念ながら車両事故は毎年発生しています。
軽微なものやじんないケアセンター喜楽に過失がないものも含めて、事故事例を報告します。

年 度 事故報告数 報告された内容(概要)
平成25年 9件 人身事故×0件 物損事故×D1件 自損事故×C1件・D4件 もらい事故×1件 ヒヤリ事例×1例
平成26年 7件 人身事故×0件 物損事故×D2件 自損事故×D2件 もらい事故×1件 ヒヤリ事例×2例
平成27年 10件 人身事故×0件 物損事故×B1件 自損事故×C1件・D5件 もらい事故×2件 ヒヤリ事例×1例
平成28年 11件 自損事故×C1件・D6件 もらい事故×2件 ヒヤリ事例×2例
平成29年 5件 自損事故×D3件 ヒヤリ事例×2例

事故内容の区分について
A:甚大な事故(500 万円以上) B:重大な事故(100 万円以上) C:大きな事故(10 万円以上) D:軽微な事故(10 万円未満)
 *各区分は、被害総額にじんないケアセンター喜楽の過失割合を掛け合わせた数値を基準に分類したものです。
 *被害総額および過失割合は試算値も含まれます。

ヒヤリハット事例への取り組み

お客様と直接的な関わりをもつ中でヒヤリとした事例を取りまとめ、スタッフ間で検証・共有しています。
今後同じようなことが起こらないよう、意識して日々の業務に取り組んでいます。

報告されたヒヤリハット事例

事故検証を繰り返し行い再発防止を徹底している一方で、防ぎきれなかった事例はあります。
その内容を以下報告いたします。

平成29年 ヒヤリハット報告数 報告された内容(概要)
1月 5例 連携ミス×2・転倒・利用管理・接触の無い事故
2月 2例 物損・送迎ミス
3月 5例 返却忘れ・利用者間トラブル・転倒・利用者間の菓子の授受・利用管理
4月 4例 伝達ミス・転落・転倒・入浴手順
5月 6例 伝達ミス×2・送迎ミス×2・見守り不足・ライト消し忘れ
6月 3例 施錠ミス・物品の紛失・送迎ミス
7月 4例 物損×2・見守り不足・スケジュール管理
8月 4例 入金管理・転倒・手順書の変更・スケジュール管理
9月 6例 金庫管理・落とし物・忘れ物×2・無断外出・記録管理
10月 4例 物損・忘れ物×2・スケジュール管理
11月 3例 手順ミス×2・カテーテル管理
12月 4例 転倒×2・返却漏れ配膳ミス

研 修

各スタッフのスキルアップを目的に、毎月社内で研修を行っています。社外から講師の先生にお招きするなど、積極的に充実した内容になるよう努めています。
近年からは一般社団法人 福祉人財協会主催の各種セミナーを受講しています。現場で役立つ各種セミナーや、離職防止に向けた人材確保の講習はスタッフからも好評です。

社内研修スケジュール(一例)

毎年スキルアップや自己啓発を目指し、翌年の研修スケジュールを作成しています。新人スタッフはもちろん、中堅スタッフには講師として発表して貰うことで、各々違った職種やスキルに対応できるよう研修内容を工夫しています。

社内研修スケジュールの一例(PDF)

研修事例

実施している研修についてご紹介します。

認知症患者への対応研修

認知症がある方への対応方法について研修会を行いました。
我々がよく目の当りにするケースを抽出し
①なぜこの方はこのように考えるのか?
②どのような対応が望ましいのか?
を検討しました。
デイスカッション形式で研修を進行し、他のスタッフの意見を聞くことで各職域の「視点」を共有できました。

研修事例
調理実習

ガン末期のご利用者様から「もう一度丹波で食べた美味しい豆腐が食べたい」というお声をお聞きし、手作り豆腐の調理実習を開催しました。
今後もご利用者様のご要望を拾い上げ、実現に向けて取り組んでまいります。

調理実習
茨木警察 生活安全課による防犯研修

高齢者をねらった「特殊詐欺」の防犯について、茨木警察の井上巡査部長にお越しいただき、防犯研修を開催しました。
コロナ渦での「還付金詐欺」や「ワクチン詐欺」などが増加している中、スタッフがそれらを理解することでご利用者様への注意喚起につながります。
井上巡査部長からご利用者様へ直接発信していただく機会を設けるなど、今後も被害を未然に防ぐ活動を続けていきたいと思います。

防犯研修

訪問サービス部

訪問サービス部は訪問看護事業所とヘルパー事業所が合同で様々な取り組みを行うために設立されました。

タブレットの活用

事務処理にかかる時間を短縮し、よりサービスの向上に力を注ぐため、訪問サービス部では2013 年からタブレットとモバイルプリンターを導入し運用しています。
タブレットの変更や取り扱い研修などを重ね、現場でのトラブル発生も少なくなりました。ICT(情報通信技術)時代の中、今後もノウハウを蓄積し体制を整えていきたいと考えています。

災害対策

じんないケアセンター喜楽では、大規模な災害が発生したとき、福祉施設としてどのように機能できるかを模索しています。

取り組み事例

今できる備えとして、以下のような災害対策を実施しています。

食糧・物品の備蓄

食糧のほか、消耗品・暖房器具・調理器具や非常用テントなどの備蓄をしています。
また茨木市よりお預かりした避難者用飲料水も備蓄しています。

災害時対応マニュアルの整備

社内で定期的に災害発生時の対処方法について検証しています。

BCPの策定

災害発生時のスタッフの安否確認および確保の体制を策定しました。

災害時要配慮者避難施設の登録

災害発生時にご高齢者の方々が避難できる施設として登録し、その受け入れ体制の整備を進めています。

防災訓練

避難訓練・消火訓練

1年に1回、消防署の職員様をお招きし、ご利用者様を交えて防災訓練を実施しています。
消火訓練、災害時の避難方法、119番への電話連絡などの周知を実施しています。

シェイクアウト訓練(大阪880万人訓練)

毎年9月に大阪で実施されている訓練で、「地震発生」の3分後に「大津波発生」の携帯アラートが鳴り、参加者がそのときいる場所で一斉に身を守る行動をとります。
訓練の合図に合わせて、デイサービスのご利用者様やスタッフの安否確認を行います。実際の避難やご自宅にいるご利用者様の安否確認などが今後の課題です。

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